50-70年代ランプの特徴【LIFE STORE】

こんばんは。

LIFE STOREです。

もう今年も残すとこ16日ですね～。

22年間冬を経験してますが寒さには全く慣れず、毎年薄着で寒い寒い言ってます。笑

さて、本日はテーブルランプをご紹介させて頂きます。

ヴィンテージアイテムって結構年代が曖昧な所がありますよね。

いつどこで作られたなんて正直詳しいことは商品にタグなどあれば別ですが

細かくは分かりません。　じゃあどこで50年代とか60年代って見分けているかというと

当時よく使われてた素材やデザイン、カラーリングなど、見ていくうちに

年代特有の特徴が見えてきます。

僕もまだ勉強中でそんなに細かくはないですがテーブルランプでその年代のディテールを見比べたいと思います。

まず50-60年代。

50-60'sと言うかと言うと両年代によく用いられた
デザインやカラーリングだったり、製造期間が被ってたりする為
はっきりと50年代！っと言える商品があまりないんです。

ただそれは家具だけではなく雑貨や服もそうかと思います。

ただ、それもヴィンテージアイテムの面白い所だと僕は思っています。

ゴールドアイアンにブラックベース。

シェードはグラスファイバーに縁はレザーで編み込まれています。

50年代は戦前までの古典的な居住空間から脱却すべくカラフルで
ヴィヴィッドカラーが好まれ始めた時代でもあります。

シンプルかつ合理的でありながら、レトロ・フューチャーな雰囲気も持ち合わせたデザインの事を
総合的にミッドセンチュリーデザインと言います。

50-60年によく使われているカラーとしては、ゴールド、ブラック、ピンクといったカラーを使用した
ミッドセンチュリーデザインの中でもモダンな物が多いです。

スプートニクランプの様なアトミックで独特な曲線を用いたデザインも特徴としてあげれます。

スプートニクランプは先日ブログで紹介させて頂き
そちらの方に詳しく書いてあるのでチェックしてみて下さい。
↓↓↓
http://want-antique-life-store.blogspot.jp/2016/12/1950slife-store.html

シェードはグラスファイバー製。

50-60年代のシェードは、ほぼグラスファイバーが使われています。

グラスファイバーは、プラスチックの中にFRPガラス繊維を入れて強度を上げてるので
軽さはそのまま、でも金属よりも丈夫といわれてるぐらいしっかりしています。

また、この当時のシェードは↓な感じでレザーで縁が編み込まれている事が多いです。

何点かその他50-60年代のアトミックテーブルランプありますが、

当時流行ったデザイン、カラー、素材と見てもらえば分かると思います。


ゴールド×ブラックのカラーリングに独特な曲線、アトミックデザインで

グラスファイバーシェードに縁はレザー編み。

ブログで結構書いていますが、
当時特有の、とか当時らしいデザイン
って言うのはざっくりですがこういう事を言っていました。

セラミックベースの50-60年代のランプにも年代特有の特徴があります。

↓の様に花を連想させるモダンなフラワーデザインにシェードに施されたアトミック模様
このモダンなフラワーデザインはテーブルランプだけでなく50'sのフロアランプにも
よく見られるデザイン。



1950's フロアランプ

こちらのセラミックベースのデザインも50'sによく見かけるオリエンタルデザイン。

オリエンタルとは''東洋風、東洋的''という意味。

ヨーロッパから見て東方の諸国のことで、風俗や風物をモチーフにした中近東風の遊び心のあるエキゾチックなデザインのことです。

このうねりの強いデザインがとても魅力的な50'sランプ。

次に、70年代ランプの特徴なんですが、

実は、70年代！っていうランプが実は見当たらなく。。笑

60-70'sとかの曖昧な感じのランプになっちゃうので分かりやすい感じのをあげていきますね。


POPアートやサイケデリックアートなどアートが盛んになった時代でもあり、

独特なアイテムが多く生み出された年でもある為、

ランプのデザインも変わったデザインやPOPなデザインの物が多く存在します。

レトロでどこか不気味ながらPOPさも感じるデザインが70'sアイテムの特徴です。

また、POPにデザインされたアニマル系・キノコ・お花といった
時代に通ずるものをモチーフにしたものも増えます。

70年代アイテムは独特な物だったり
なんだこれって。思うものも多いですが
調べてみたら当時の時代背景と繋がったりしてて面白いです。

先にも言っていたんですが、年代をまたいでいるランプも沢山あって
代表的なのはミッドセンチュリーデザインを象徴するスパゲティランプなんかは
50's・60's・70'sと幅広く作られてきたランプです。

年代によって麺の細さが違ったり、縮れ麺になっていたり

デザインも円盤型や筒型とめちゃくちゃ種類もあります。

WANTでは60-70'sのスパゲティランプを多く取り扱っています。

50'sのスパゲティはめちゃレアです。

60-70'sの中でもまず3灯の時点で珍しく、さらに麺が絡みついているデザインも珍しいです。

いわゆるスペシャルピース！！！

この3灯もミッドセンチュリーデザインの特徴である
独特な曲線がふんだんに使われているスペシャルピース！！

これが縮れ麺Ver.

良く見ないと分からないですが、そういうこだわりを持って
見てみると商品をみるのも面白くなります。

新入荷ランプに家具もまだまだあります。

また、その詳細はブログで紹介させて頂きますね！

明日も両店舗、沢山のご来店お待ちしております。

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